COMPANY PROFILE

自転車のソフトを創る。

モノを売るのではなく、体験・構造・関係性を売る。整備・洗車・体験・コミュニティを軸に、サイクリストの「買ってから」を豊かにする会社です。

企業理念 — 自転車のソフトを創る
OVERVIEW
会社概要
Company Overview
社名TRYCLE合同会社(トライクル)
設立2020年2月29日
代表社員田渕 君幸(たぶちん)
共同代表橋本 規行(プロジェクトマネージャー/整備統括)
所在地(本店)〒206-0812 東京都稲城市矢野口853-1 ハイブリッジ102
第2店舗TRYCLE Lodge Miyagase(神奈川県・宮ヶ瀬/ポムズキッチン併設)
事業内容スポーツバイク整備・洗車体験・ライド企画カーボンパーツ輸入EC(BARACAN)カフェ運営コンテンツ/YouTube発信
ブランドTRYCLE / TRYCLE Lodge Miyagase / BARACAN / 実業団チーム TRYCLE.ing
店名の由来「TRY(挑戦)」×「CYCLE(自転車)」。挑戦し続けるサイクルショップ。
BUSINESS
事業構成
4つの柱で「自転車のソフト」を形にする
01 / SHOP

矢野口本店

東京都稲城市矢野口

顧客LTV最大化の拠点。年間1,000台超の洗車を起点に、整備・オーバーホール・アップグレード提案へ。「持ち込み歓迎」のメンテナンス専門スタイルが原点。

02 / EXPERIENCE

TRYCLE Lodge Miyagase

神奈川県・宮ヶ瀬

体験・ショールーム拠点。カフェ「ポムズキッチン」併設。人が集まるベースを起点に、ライド・コミュニティといった「ソフト」を提供する。

03 / EC

BARACAN

カーボンパーツ輸入EC

「思想を持つ商品を全国規模で売る」。MONOCHROME・MISSIONなど高粗利の自社企画パーツを展開。ODMからOEMへと内製化を推進中。

04 / MEDIA

発信・コミュニティ

YouTube / 実業団 TRYCLE.ing

登録者約5,800人、最高11万再生超のYouTube。2022年結成の実業団チーム TRYCLE.ing はJBCFでイエロージャージを獲得するなど躍進。

HISTORY
歴史
一人のサイクリストの挑戦から始まった会社

TRYCLEの原点は、大学時代に『弱虫ペダル』を読んでスポーツバイクの世界に魅了されたことにあります。PBP(パリ〜ブレスト〜パリ)の完走、約8,000kmのアメリカ大陸横断と、自転車にのめり込む中で、ひとつの確信が芽生えていきました。自転車屋は“売ること”がゴールになりがちですが、お客様にとっては“買ってから”がスタートのはずです。本当に足りていないのは、体験や提案といった「ソフト」の部分なのだと考えるようになりました。

2020年2月29日、信頼するメカニックの橋本とともに、TRYCLE合同会社を設立しました。「持ち込み歓迎・整備・洗車」という、当時としては新しい形のショップとして、たちかわ創造舎で歩み始めたのです。しかし開業直後にコロナ禍が直撃して休業を余儀なくされ、施設の退去という想定外の事態にも見舞われました。それでもクラウドファンディングで多くの方に支えていただき、2021年、サイクリストの聖地・矢野口へ移転して再起することができました。

その後も飲食業への挑戦、実業団チーム「TRYCLE.ing」の結成、物販・代理店業への展開と歩みを重ね、2024年にはカフェを併設した2号店「TRYCLE Lodge Miyagase」を開業しました。カーボンEC「BARACAN」も本格的に動き出しています。「自転車のソフトを創る」という理念を、さまざまな形で実現していく——その途上に、私たちはいます。

20202月

TRYCLE合同会社 設立

「自転車のソフトを創る」を理念に、たちかわ創造舎で1号店をスタート。

20214月

稲城市・矢野口へ移転オープン

クラウドファンディングで再起。持ち込み歓迎・整備・洗車を軸に軌道へ。

2022

飲食業を経験/実業団「TRYCLE.ing」結成

カフェ併設に向けた経験を積み、田渕が代表となりチームを立ち上げ。

2024

2号店「TRYCLE Lodge Miyagase」開業

カフェ「ポムズキッチン」併設の体験拠点を宮ヶ瀬に。BARACANも本格展開。

2026

CDJラボとの業務提携

矢野口2階にCDJラボが入居。カーボン補修の一次窓口拠点化を推進。

▶ より詳しい創業ストーリーと年表は「沿革・歴史」タブをご覧ください。

OUR HISTORY

挫折、旅、そして
8,000kmの先に。

『弱虫ペダル』との出会いから、PBP完走、アメリカ大陸横断、そしてコロナ禍での創業へ。TRYCLEは一人のサイクリストの挑戦から始まりました。

STORY
創業の背景
代表・田渕君幸が歩んだ道
🖼️
メインビジュアル(横長)
例:店頭の田渕さん/ライドの一枚

漫画から始まった、運命の出会い

1993年、八王子に生まれました。高校まではテニスに打ち込んでいたのですが、強豪校で挫折を味わいました。そんな折、大学1年のときに何気なく手に取ったのが『弱虫ペダル』です。読んだ瞬間に「これだ」と思いました。すぐに定期券を解約し、そのお金で中古のロードバイクを買い、通学を始めたのです。自分の頭の中にある地図がどんどん広がっていく——その感覚に夢中になり、仲間を5人集めて、自由に活動できる自転車サークルを立ち上げました。

📷
学生時代/初めてのロードバイク

休学して渡仏、PBPへ

大学3年のとき、先輩からブルベの存在を教わりました。その先輩が目標に掲げていたのが、世界最古の自転車イベント「パリ〜ブレスト〜パリ(PBP)」です。次の開催はちょうど私が大学4年のとき。日本人最年少で参加できるかもしれない——その思いをどうしても諦めきれませんでした。就職活動も卒業論文もある中で迷いましたが、1年間休学し、本気で自転車と向き合うことに決めました。意識が朦朧とする中で1,200kmを走り抜き、完走を果たしたとき、「自転車を仕事にしよう」と心が定まったのです。

「小売店は“売ること”がゴール。けれど、お客様にとっては“買ってから”がスタートなのです」

メーカー営業での葛藤

卒業後に選んだのは、当時まだ広くは知られていなかったコーダーブルーム(ホダカ)でした。営業を2年務める中で、次第に違和感が募っていきます。在庫をお店に置いていただくことを優先するあまり、本当にお勧めしたいものとは異なる一台を、お客様にお届けしてしまうこともある。お店にとっては“売ること”がゴールでも、お客様にとっては“買ってから”がスタートのはずです。その間にあるギャップが、ずっと心に引っかかっていました。

アメリカ大陸横断、8,000km

24歳のとき、退職理由の欄に「アメリカ横断のため」と記して会社を後にしました。当時は独身で、失うものは何もない。好きなことに挑戦したいという思いが勝ったのです。ホダカ時代に築いたご縁を頼りにスポンサーを募り、2019年4月、サンフランシスコを出発しました。3ヶ月をかけて約8,000kmを走破し、ボストンへ。野生のワニや遠くの銃声に肝を冷やすこともありましたが、人生観が変わるほどの旅でした。そして道中、現地の自転車店には必ずと言っていいほど飲食が併設されていることに気づきます。これが、のちの構想の原点になりました。

そして、TRYCLEへ

横断のさなか、解散が決まった「東京ヴェントス」の監督から「拠点を閉めるが、何か挑戦してみないか」とお声がけをいただきました。八丈島で働きながら3ヶ月考え抜き、「やらせてください」とお返事しました。本当に提供したかったのは「ソフト」でしたが、それを支えるには、確かな技術を持つメカニックが欠かせません。そこで巡り会えたのが、橋本です。少しずつ資金を持ち寄り、2020年2月29日、TRYCLE合同会社を設立しました。

TIMELINE
沿革
2020年の創業から、現在まで
20194-7月

アメリカ大陸横断

サンフランシスコからボストンまで約8,000kmを約3ヶ月で走破。横断中に東京ヴェントス監督から創業の打診を受ける。

20202月29日

TRYCLE合同会社 設立

橋本規行とともに登記。「自転車のソフトを創る」を理念に掲げる。

20204月

たちかわ創造舎で1号店オープン

「持ち込み歓迎・整備・洗車」を基本コンセプトにスタート。しかし開店直後にコロナ禍が直撃し、わずか数週間で休業に。

20214月

稲城市・矢野口へ移転オープン

施設退去を経て、サイクリストの聖地・矢野口へ。クラウドファンディングは公開10分で目標50万円を達成し、最終200万円を集めて再オープン。内装はDIYで初期費用を圧縮。

2022

飲食業を経験(海鮮丼/1年限定)

将来のカフェ併設に向け、橋本駅前フードコートで叔父の暖簾分けとして1年限定出店。飲食経営の基礎を実地で学ぶ。

2022

実業団チーム「TRYCLE.ing」結成

田渕が代表となりチームを立ち上げ。「現在進行中=ing」と「稲城=i」を掛けたチーム名。10月には矢野口店2階を事務所兼倉庫に増床。

2023

物販・代理店業へ拡大

オーバーホール時のアップグレード需要に応え、エリートホイールのサービスセンター契約、カーボンクランクの取り扱いを開始。中国の工場を視察し品質保証の体制を構築。

2024

2号店「TRYCLE Lodge Miyagase」オープン

カフェ「ポムズキッチン」を併設した体験拠点を宮ヶ瀬に開業。TRYCLE.ingはJBCFでイエロージャージを獲得。カーボンEC「BARACAN」も本格展開。

2026

CDJラボとの業務提携

カーボンドライジャパンと提携し、矢野口2階にCDJラボが入居。超音波診断・カーボン補修の一次窓口拠点化を進める。

2030目標

粗利益1億円・多摩地域4店舗へ

11期目(2030年7月)に向け、社員平均給与450万円・コアメンバー6名の組織構築を目指す。