金田 啓佑 について
私が一番大切にしているのは、受付時のヒアリングです。お客様には、できる限り細かなご要望までお話しいただけるよう心掛けています。自転車の遊び方や使用用途によって、最適な整備方法やパーツ選びは大きく変わります。
- 雨の日やZwiftで走る方には、耐水性・防錆性を重視したケミカル選び
- 学生の方には、ランニングコストや耐久性
- ロードレースに出場される方には、高速域を想定したアッセンブル
- ロングライド中心の方には、振動対策を含めた快適性
お客様一人ひとりの使い方や好みに合わせてご提案しています。雑談も交えて楽しく会話できればと思います。
いくつか挙げるなら「異音診断」です。経験と勘が試される作業ですが、これまでご相談いただいた異音は、ほぼすべて原因を特定・解決しています。
以前、長い間「パキパキ音」に悩まされていたお客様がいらっしゃいました。ご本人はサドルやBBが原因だと思われていましたが、実際の原因はペダルでした。ロードバイクはフレーム全体で音が共鳴するため、音の発生源を特定するのは意外と難しいものです。
10分ほどで解決できることもあれば、原因を一つずつ切り分けながら何度か作業を繰り返し、ようやく解決するケースもあります。その都度お客様と相談しながら、一緒に原因を探していくことを大切にしています。
「現物合わせ」と呼んでいる加工対応です。オーバーホールやBARACANでの修理依頼では、古いバイクや海外製品などで、細かなパーツが欠品していたり、破損していたりするケースが少なくありません。
そのような場合でも「部品がないので修理できません」で終わらせるのではなく、代替パーツを加工したり、可能な限り対応しています。他では修理不可と判断された車体でも、「どうすれば乗れる状態に戻せるか」を考え、一台の自転車として完成させることが私の得意分野です。
TRYCLEオリジナルブランド「MISSION」「MONOCHROME」では、実際に工場へ足を運び、企画から試作品の評価、細かなフィードバックまで携わっています。製品が生まれる背景や設計思想も含めてご説明できるので、「なぜこのパーツなのか」「どんな想いで作られたのか」まで、より詳しくお伝えできます。
私が一番意識しているのは、完成した自転車全体のバランスです。その考え方は、お客様とのヒアリングの段階から始まっています。
性能面では、使用用途や好みに合わせてパフォーマンスを最適化すること。デザイン面では、パーツの色味やラインの統一感まで考え、美観を損なわない組み付けを心掛けています。性能だけでなく、見た目も含めて「乗りたくなる一台」を目指しています。
修理やオーバーホールをご依頼いただいたお客様から、「また自転車に乗りたくなった」「前より乗るのが楽しくなった」と言っていただけることがあります。この言葉をいただける瞬間が、メカニックとして何より嬉しく、やりがいを感じる瞬間です。
現在の愛車は、GUERCIOTTI EUREKA DX50(2018)/YOELEO R12(2024)/MONOCHROME Prototype(2025)です。
以前勤めていた会社でロードバイクに誘われたことがきっかけでした。そこから仲間と一緒に走る楽しさを知り、気が付けば生活の中心になるほど夢中になっていました。やっぱり、「仲間」の存在は大きいですね。
休日はペペロンチーノを作ることが多いです。パスタはDe Ceccoがお気に入りです。
ライドでは、中津川沿いをホイールテストでよく走っています。信号が少なく、適度なアップダウンもあるため、性能を確認するにはぴったりのコースです。また、ファクトリーギア246店とWORLD IMPORT TOOLSをはしごする「工具屋巡り」コースも楽しみの一つです。
フォト


はじめてご来店の方へ
私自身、スポーツバイクを始めたのは決して早い方ではありません。だからこそ、初めて専門店へ行く不安や、趣味として続けていく楽しさの両方を身をもって経験してきました。
TRYCLEでは、できるだけ自転車店の敷居を下げ、「気軽に立ち寄って相談できるお店」でありたいと考えています。少しでも安全に、そして気持ちよくサイクリングを楽しんでいただけるよう、日々技術を磨いています。
私たちを通して、「また自転車に乗りたくなった」「乗るのが楽しくなった」そう感じていただけることが、何より嬉しいです。点検だけでも、雑談だけでも大歓迎です。ぜひお気軽に遊びに来てください。
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点検だけでも、雑談だけでも大歓迎です。お気軽にご連絡ください。



